LIBRA

  • 作詞作曲:森田交一

時計は午後三時
待ち合わせの公園で
うるさいセミの鳴き声を
聞きながら

時間は三時半
君はまだまだ来ない
電話がかかって来た
少し遅れる

四時を過ぎて君は来たよ
息切らし汗まみれで
自転車飛ばして来たなんて言う

君が側にいること
それが何より幸せだよ
僕と君はまるで愛の天秤だね

 

時間は午後八時
君を家まで送った
バイバイまた明日
君はしかめ面

後5分話そうよ
夏休みなんだしさ
門限すぎたって
たぶん大丈夫

なんだかんだで一時間
話し込んだ玄関で
蚊にさされた鼻
夏のトナカイ

まるで二人はまるで
初めての恋をしているようで
この天秤だけは傾けたくないよ

 

やがて君は少し遠い
大学へ通いだした
僕は不安で胸が苦しくて

 

君が側にいること
それが何より幸せだよ
遠く離れてもずっと大好きだから
この歌が聴こえますか?
このお月様 見えてますか?
今年の夏はきっと遊びにいくから