Nostalgia

  • 作詞作曲:森田交一

沈みゆく夕日に
さよならをYesterday
時に歌い時に笑い
時に泣いたりもした

振り返る日々の轍を眺めて
疲れはまだ余韻の中
揺れるグラスに溶けて

ありふれた日常
もう来ないと知るまで
その大切さ気づけないまま日を捲(めく)る
運命はいつでも 心の充実だけ確かなものを
もたらしてくれる

Nostalgia
甘い想い出も苦しい過去でさえ
時の流れが糸紡ぐように
人生の糧となる

ウイスキーを透かして眺める
セピア色の今日も
立ち止まり迷い戻り進んでく
終わりなき道の旅人

 

星のささやきが
しじまに埋もれて
時に友よ 時に愛よ 時に独りの夜よ

6弦の甘い波にさらわれて
傾けたままのグラスは
夢を誘い惑う

思い描いていた未来とは少しだけ違う音楽
奏でているかもしれない
生きる意味の中で正しさを追いかけて
歩き続けた だけどわからない

Nostalgia
書き連ねてきた何千の曲より
確かなものは持ち合わせられず
歪な五角形

ウイスキーを透かして眺める
夢うつつの狭間
何も考えず今夜はグラスの
地平線を眺めたまま

 

Nostalgia
甘い想い出も苦しい過去でさえ
時の流れが糸紡ぐように
人生の糧となる

ウイスキーを透かして眺める
セピア色の今日も
立ち止まり迷い戻り進んでく
終わりなき道の旅人