サヨナラ

  • 作詞作曲:森田交一

こんなにも苦しみが
胸を駆け巡るなら
愛しさ知る前に戻りたい

銀色の夜に降り注いだ
涙ともとれる吐息
胸に空いた穴を眺めて
指を強く噛んだまま

不足した酸素をかき集め 目眩の中
My Heart Ah
月は今知らない誰か照らす

誰もが
ただ誰かに寂しさ
重ねて埋めるならば
巡り合わせずれていただけ
サヨナラ
あなたの嘘が今も痛くて
月影が淀む夜に秋の風が立つ

凍り付いた時の狭間が
悪魔の羽を携え
薄れゆく色彩をまとい
鉄の味が流れ込む

加速した鼓動が
世界中のネガティブを呼び出す
今頃は誰かを愛してるの?

サヨナラ
こんなにも苦しみが
胸を駆け巡るなら
愛したこと忘れたいのに
何度も
あなたの名前を呼び続けて
理性を越えた想いは操れないまま

本当はもう少しだけ側で
あなたの瞳の中
震える心溶かして欲しい

今でも永遠の中で触れた
一瞬のトキメキを忘れられなくて
サヨナラ

サヨナラ
こんなにも苦しみが
胸を駆け巡るなら
愛したこと忘れたいのに
サヨナラ
行かないで側にいて抱きしめて
愛したこと忘れることはできないまだ

※秋の風 :想いが冷めること 飽きと掛かっている